恥を知ること ~コミュニケーションツールvol12~

さて今日は人が持つ感情の1つである、について考えてみましょう。この恥を考える時に重要なことは、人になぜ恥という感情があるのかということです。

コミュニケーションツール12

恥じらいから考えるコミュニケーション術!

例えば、人は大勢の前で何かを発表することを恥ずかしいと感じる事がありますね。このことは生物学的に考えてみるとその答えがぼんやりと見えてきます。

 人が恥をかきたくないというのは、例えば間違いや無知、何かが出来ないということや、注目を浴びることを避けたいという感情です。つまりは、自分の欠点を知られたくない。とにかく自分を隠したいという自己防衛の欲求がこの恥という感情の裏側にあるのですね。

 恥という感情がある意味とは?

では、恥という感情は人にとってどんな意味があって生まれたのか?この点を説明していきましょう。実は恥という感情は、人間の生存本能と深く関係しています。例えばですが、狩猟時代に、何人かの男達が狩りにいったとしますよね。そこで一匹のライオンが目の前に現れました。 ここでライオンが人を襲おうとしたら、誰を狙うと思いますか?野生動物同士では、子供から狙われるといいますが、ライオンと人間が対峙したとしてもそれは同じです。ライオンは本能的に、もっとも弱そうで、足が遅く、捕まえ易そうな人間を狙います。大柄で力が強そうで、下手すればライオンより迫力があるような人は、まず一番始めのターゲットにはなりません。
ライオンは自分の獲物を的確に把握し、弱みがある人を襲います。 ライオンに狙われない為には、男達は自分を強そうに、出来るだけ素早いようにみせなくてはいけません。もしも自分が足が遅く、体力もないのだなどということに感ずかれては、それこそ命取りになってしまいますからね。 つまりは、この感情こそが恥というものの根本です。自分を欠点や弱点を知られないために、それを隠すことが恥なのですね。

 恥ずかしさを捨てることは、心の仮面を脱ぎ捨てること

しかし、この恥という感情は、現代においてはあまり役には立たなくなっています。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ということわざもありますが、対人関係において、この恥ずかしいという感情のために人とうまく話ができなかったり、必要なコミニケーションがとれないということも珍しくありません。そんな時は、この恥という感情のメカニズムを思い出し、自分が感じている感情を整理してみて下さいね。その多くが、あなたの防衛本能が勝手に作り出した思い込みだということがわかるでしょう。
人の多くが、さらけ出しても構わないことを隠したり、何かが出来なくてもまったく構わないのにそれを恐怖したりと、不合理な感情によって恥を感じてしまっています。 しかし、お互いに恥ずかしい体験を話したり、弱さを分かち合うことで、打ち解けたという経験をした方も多いのではないでしょうか?恥を捨てることは、時に自分自身の大きな成長にも繋がります。もしもあなたが恥ずかしいという感情で固まってしまった時は、恥という感情のルーツを思い出し、合理的な考え方を取り戻して下さいね!では、今日はこれで失礼します。
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